前回は「自律神経が乱れる原因」について説明していきました。自律神経を整える方法をネットで調べても、色んなことが書かれていてわかりにくいですよね?
この記事では代表的な「自律神経を整える方法」を6つに絞って説明していきますね。
もくじ
自律神経が乱れる6つの原因
自律神経が乱れる代表的な原因は以下の6つがありました。
- 精神的ストレス
- 過労
- 睡眠不足
- 食べ物・添加物
- 天候・環境
- 体のゆがみ
では以上の原因に対して、どのように対策をすれば良いのか説明していきます。
自律神経を整える6つの方法
①精神的ストレスへの対策
精神的ストレスで自律神経が乱れる時は「嫌だな」と感じるときです。これは幅広い問題になるのですが、まずは物事には必ず「プラスの側面とマイナスの側面」があることを知ることです。
物事には「プラスの側面とマイナスの側面」があるだけです。たったそれだけです・・・。
つまり「嫌だな」と判断するのはあなたの脳なのです。何か嫌だなと感じることがあった時「この場合のプラスの側面は何?」「この場合のマイナスの側面は何?」と自問してみることです。それでプラスの側面がみつかったら、その「プラスの側面」を見つめればいいのです。
この考え方が頭の中にあるだけで、気持ちは大きく変わります。気持ちが整っていれば自律神経が乱れずに過ごすことができます。
嫌なことがあった時は、それをすぐに受け入れずに一度立ち止まって「プラスの側面とマイナスの側面」を考えてみてください。
②過労への対策
過労への対策はシンプルですね。つまり活動量を減らすことです。仕事が大変なら、働き方を変える・転職するなどもあるでしょう。家事や育児が大変なら、家族に手伝ってもらえるように相談しましょう。
「そんなこと言っても簡単に環境は変えられない」と思われそうですが、あなたの体は一つしかありません!文字通り「一生モノ」です!
何ヶ月、何年かかっても良いので環境を整える方法を探してください。あなたの体以上に大切なものは、そうそう多くありませんから。
③睡眠不足への対策
これも環境を整えるのが大切になりますね。あとは時間管理が必要です。仕事から家に帰り、ゆっくりテレビを見たり・ゲームをしたり・SNSを見たり・ネットを見たい気持ちもわかります。
しかしテレビやゲーム・ネットって、あなたの体より大事じゃないはずです。
何かを始めるには「何かをやめる!」ことが必要です。睡眠時間を確保するのに、生活のなかで「やめれること」はないか探してみてください。
睡眠時間は7時間とれるのが理想です。睡眠時間が確保できないって方は一度、自分の時間の使い方を見直してみてくださいね。
④食べ物・添加物への対策
・過食
食べ物への対策で大事なことは、まず内臓に負荷をかけ過ぎないことです。自分に合っている食べ物か合っていない食べ物かを探すのは試行錯誤が必要ですが、1番簡単な方法は「腹八分目」にすることです。
昔から「腹八分目に医者いらず」と言われています。それだけ過食はあらゆる病気をつくり出してしまうということです。
満腹まで食べてしまったり、間食が多い人は内臓が休めません。内臓がよくはたらいているというのは副交感神経優位【休息モード】な状態です。
副交感神経が優位になりすぎると、アレルギーやアトピー を発症してしまいます。
また内臓に負荷がかかり過ぎると、今度は体がゆがみ始め交感神経優位【活動モード】になり、イライラや動悸・不眠・食欲不振など自律神経失調症特有の症状が現れはじめます。
満腹まで食べないと気が済まないという方は、「腹八分目」から実践してみましょう!
・添加物
カフェインは体を強制的に、交感神経優位【活動モード】に切り替える作用があります。コーヒーを1日1杯程度飲むぐらいなら問題は起きにくいのですが、1日に何杯も飲む方は注意が必要です。
元気が出ない時にカフェインを取り、強制的に元気を出している最初のうちは良いのですが、知らず知らずのうちに体力は削られ自律神経のバランスが乱れていきます。
カフェインを欲していてもコーヒーは1日に1杯と決め、体を十分に休ませてあげてください。すると自然とまた元気が出てくるように体はできています。
⑤天候・環境への対策
暑い季節は副交感神経優位になり、アトピー などが悪化しやすくなります。また寒くなると交感神経優位になり、体は緊張しやすいため肩こりが悪化したり、関節が痛くなったりします。
暑い時には暑さを我慢せず、寒い時には寒さを我慢せずに空調や衣服で、快適な温度に保つように心がけてください。
⑥体のゆがみへの対策
僕は整体師なので、体のゆがみと自律神経の関係にも触れておきます。体がゆがむと自律神経がうまく働かなくなり、交感神経優位に陥りやすいです。
一般の方が自分でゆがみを正すのは難しいので①から⑤で紹介した「自律神経を整える方法」と「適度な運動」を実践していただければ、ゆがみは改善されやすくなってきます。
ゆがみが気になる方は、自律神経やゆがみについて対応してくれる整体院に行ってみてくださいね。
まとめ
この記事では「自律神経を整える6つの方法」について説明してきました。この記事を読んでいる方なら、一つまたは複数当てはまる方も少なくないのではないでしょうか?
複数当てはまる方は、全てを一気にやるのではなく一つずつできることから改善していきましょう。頑張りすぎず60点を目指してください!
最後までありがとうございました!