なんで自律神経が乱れるの?自律神経が乱れる6つの原因【保存版】

前回は「自律神経とは何か?」について説明していきました。今回は「何で自律神経が乱れるの?」という疑問にお答えして、自律神経が乱れる6つの原因について説明していきます。

代表的な自律神経が乱れる6つの原因

  1. 精神的ストレス
  2. 過労
  3. 睡眠不足
  4. 食べ物・添加物
  5. 天候・環境
  6. 体のゆがみ

以上が自律神経が乱れる6つの原因です!一つずつ詳しく説明していきますね!

なぜ、自律神経がみだれるのか?

①精神的ストレス

人間関係など、基本的に「嫌だな」と思う事が精神的ストレスに入ります。「嫌だな」という感情は精神的に緊張させて、交感神経を優位にしてしまいます。

過労

過労に陥るということは、つまり活動のし過ぎ。活動モード=交感神経でしたよね?交感神経が優位になり、自律神経のバランスが崩れます。また活動によって発生する疲労物質は、内蔵で処理され、体の外へ排出されます。

内臓での処理がオーバーヒートすると内臓に疲労がたまっていくことになります。後で説明しますが、内臓の疲労は体のゆがみを作り交感神経が優位になる状態をつくってしまいます。

③睡眠

不足睡眠は自律神経のバランスを整えるうえで、とても重要です。睡眠の時間は、1日のなかで最も副交感神経=休息モードが優位にはたらく時です。睡眠時間が少ないということは、自律神経のバランスが交感神経に偏ることになります。

逆に寝すぎると副交感神経優位な状態をつくってしまうことになってしまいます。基本的に睡眠時間は7時間がベストとされています。

④食べ物・添加物

食べ物や添加物の自律神経に対する影響は、場合により交感神経優位にも、副交感神経優位にも陥ってしまうので少し複雑になりますが詳しく説明していきますね!

・過食

人は食べることで副交感神経優位【休息モード】になり、食べ物を消化・吸収・排泄を行います。しかし、食べ過ぎると内臓はたくさん働かないといけないので副交感神経優位【吸収モード】に過剰に偏ってしまいます。

すると、アレルギーやアトピー なと副交感神経優位での体の不調が現れます。次に内臓がたくさんはたらき、内臓疲労を起こしてくると、内臓のはたらきを助けるために体がゆがみ始めます。

そのゆがみから体は次第に交感神経優位になり、自律神経特有の様々な症状が現れてきます。

・添加物

コーヒーやチョコレートなどに含まれるカフェインは、体を強制的に交感神経優位【活動モード】にさせる効果があります。
元気が出ない時というのは、あなたの体が休ませたい(副交感神経優位)とSOSを送っている状態です。

しかし日常生活を送るうえでは、何とか頑張らないといけない場面がありますよね?その時にカフェインを取り、強制的に交感神経優位【活動モード】をつくっているわけです。
それが短期的なら問題はあまり出ないのですが、SOSを無視して長期的になってくると自律神経のバランスが乱れ、体に問題が起こってきます。カフェインが入っているものを欲している時は、体の声に耳を傾けてあげてくださいね。

⑤天候・環境・温度

・気温、湿度のストレス

気温や湿度の変化も自律神経を乱れさせる原因になります。暑い時には体は副交感神経優位【休息モード】になります。副交感神経優位にすることで体力を温存して生命活動を維持しています。体がだるかったり、元気が出にくいのは副交感神経優位になっているからなのですね。

寒い時には体は交感神経優位【活動モード】になります。交感神経優位にすることで寒さに対応して代謝をあげて生命活動を維持しています。冬にダイエットがうまくいきやすいのは交感神経優位にして代謝が上がっているためです。

季節の変わり目に体調を崩しやすいのは、自律神経のバランスが変わり、それまで溜まっている疲れが表面化するためなのです。

・気圧の変化

気圧もまた自律神経のバランスを変える原因のひとつです。気圧が高い時は体は交感神経優位【活動モード】になり元気が出てきます。天気が良い日は何となく元気な気持ちになるのは交感神経優位になっているからです。

気圧が低い時は体は副交感神経優位【休息モード】になり元気が出にくくなります。天気の悪い日は何となく元気が出なかったり、気持ちがゆったりするのは副交感神経優位になっているからです。

⑥体のゆがみ

体のゆがみで自律神経が乱れることはあまり一般的には知られていませんが、僕たち整体師のなかではよく知られていることです。

体は一か所にゆがみが起こると日常生活を送るために、あらゆる補正を自動的に行います。たとえば足にゆがみが発生しても、首で補正をかけて日常生活に支障が出ないようにコントロールしてくれています。

この補正が重なっていくと自律神経がうまくはたらけず、交感神経優位な状態をつくってしまいます。特に頭蓋骨、あご、全身の筋肉、膜組織、背骨、骨盤などのゆがみが自律神経失調症に関連します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自律神経は生命活動にかかせない存在であるため、様々な原因でバランスが乱れることになります。
もう一度『自律神経が乱れる6つの原因』を以下にまとめました。

  1. 精神的ストレス
  2. 過労
  3. 睡眠不足
  4. 食べ物・添加物
  5. 天候・環境
  6. 体のゆがみ

では次は、どうすれば自律神経が乱れる原因に対して対策できるのかを説明していきますね。

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